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こちらの音声は、女性が女性の為に作った作品ではなく、滑舌や音響が特別良い訳ではありません。
なので、そこがものすごくリアルです。
誰かではなく、『私』が罵られている。

また、プレイ中に怒鳴ったり叩かれたり、口汚く罵られたりもしません。
試聴の通り、穏やかなお声で「こういう子なんだね」「そうなんだろ」と、「ハイ」で答えられる質問、復唱するだけの卑猥な質問を肯定的な言い回しで投げ掛けられます。
ですが、言い回しが穏やかなのに声が冷たくなる瞬間があり、それが「甘やかすのはここまでだ」という宣言だと感じ取れます。
そこで言うことを聞けば(聞くので)、酷い事はされず、寧ろ褒められる。そんな構成になっています。
卑猥な言葉は投げ掛けられるけど、蔑まれたり、外見や容姿などを否定されたりはしないのです。

寧ろ、卑猥なのがとても良い、と言うニュアンスで罵られます。
「罵って下さる」ってこういう時に使う言葉なんだなって感じです。
「SはサービスのS」というのは、ほんとだったんだなと感動しました。
SMは口汚く罵ったり、叩いたりするんじゃなく、テクニックなんだなと。