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結末の解釈は聴き手によって変わるかもしれませんが、私はこれもハッピーエンドのひとつの形だと思いました。中瀬さんがこの世の何よりもヒロインを想っていることが伝わってくるからです。

出会いのインパクトだけ見ればとても派手ですが、惹かれあっていく様子がとても丁寧に描かれ、気づいたら側にいることが自然になっていく様子がとても愛しく、感情移入しすぎて色っぽいシーンまで泣けました。

中瀬さんはバンドマンらしい設定もありますが他の女性と直接絡むことはないですし、さらっと説明されるくらいなので遊んでる男性が苦手な方もそんなに問題なく聴けるのではないかと思います。何より根っこに良心があるのとヒロインへの優しさや気遣い、男前ぶりが際立ち終始幸せな気持ちで聴けます。

また、生活音やSEというのでしょうか、そういった部分のチョイスもバッチリでがっつりと世界観に入り込むことができます。