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ふたなりのヒロイン(お嬢様)が2人の執事に甘やかされつつ甘えられるという、夢のような作品です。
この2人の「良いんですよ、お嬢様」が大好きなので、本作もたいへん楽しませていただきました!
(内容的に、そちらを聞いていなくても大丈夫そうですが、聞いてからの方がもっと楽しめると思います)


執事の一人であるリュカは、潔癖で清廉ながらも淫乱。一度スイッチが入るととんでもないことになってしまいます。
どろどろでろでろで呂律もまわらなくなってしまっても、なお少年らしいお声が素敵です。

もう一人のマティは、高いトーンのお声とコミカルな台詞が相まって小動物的な可愛らしさがあります。
今回、可愛らしさのなかふとした瞬間に男性らしさとちょっと重めの愛が見えて、その一瞬一瞬にドキッとしました。


お風呂場という、あらゆる音が響いて隠せるものが何もないシチュエーション。乱れるリュカの大きく響く喘ぎ声と、マティの落ち着いていながらも冷静でいられないような、声の差がよかったです。
SEもリアルで。しゅわーっとした炭酸の泡音やスクラブのしゃりしゃり音が耳に心地よくて、癒やされました。

リュカとマティの対象的な可愛らしさと、じゃれあうような喧嘩がたまりません。
今回マティは、乱れるリュカを横目にほぼお預け状態で、切ないくらいに尽くしてくれる役どころです。
試聴を聞いてピンときたらぜひ、購入をおすすめします。