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ヒロインの寂しさに応えて人間の姿になったウミウシの抱き枕の雫くんが、一生懸命ヒロインを癒してくれる姿に胸がきゅんとしました。
家事をしてくれたり、手がちゃんと使えるようになってきたよと耳かきしてくれたり、一緒に映画を見たり、おうちデート感にほのぼのです。
外国のちょっとエッチなシーンもあるホラー映画を一緒に見て怖がってヒロインの上に押し倒すように倒れてしまって慌てたり、エッチなシーンのことを「おねえさんが望むならそういうことも出来るよ」と言ってきたりするそのギャップも凄いです。
映画のあと一緒に寝ていると「僕がこの姿になってからおねえさんそういうことしてないの、我慢させてるのか心配」と、まさかのヒロインが抱き枕時代の雫くんにしがみついておひとり様していたのをちゃんと見ていたと言ってきてお手伝いをすると言い出すのですが、聴いていてとても恥ずかしくなりました(笑)
しかしここが、あくまで抱き枕の、ヒロインが買ってくれて大切にしてくれたモノとしての雫くんの弁えてる様子がエッチなのに切なくて…!
「好きな人に触られてると思って」と雫くん自身は胸と耳のチューまでなのがドキドキもするしもどかしいです…(´;ω;`)
ヒロインから最後までしないのか聞かれて、ヒロインにはいつ抱き枕に戻るか分からない自分ではなく、人間の好きな人と幸せになって欲しいと話す雫くんがいじらしく「いやいや、ヒロインさん雫くんのこと好きだぞ?」と言ってあげたくなりました(T_T)
実際ヒロインさんのお手伝いしてから雫くんが好きってどういうことだろうと意識していて、モノかもしれないけど、お互いを大切に想っているのが伝わってくるので、2人の幸せの形が見つかって続いていけばいいなぁと祈るような気持ちになりました。