舉報鑒賞

2人のキャラクターに迫られる、といった設定はこのサイトでも見かけますが、Wキャストなのは贅沢ですね!このお値段で、物語としては二回、キャラクターとしては四回も楽しめるのがお得すぎて吃驚しました。

共通ストーリーの後、乙女ゲームのように聞き手が聴きたいトラックを選び、丹羽先生・もーくん、どちらとも恋することができます。3P…未満があるのも欲張りで楽しいです!貞操観念?知らない言葉ですね……


まず、A版から。
丹羽先生は胡散臭さと突然ぶっこむ下ネタで"残念なイケメン"探偵さんの印象を持ちました(笑)ですが、えっちなシーンのがっつきぶりとギャップを感じられて良かったです。照れ屋さんなのも可愛く、狡い人だなあと。あと、愛してるって切羽つまった様に言っちゃう情熱的な一面もあるのが素敵でした。

全編を通して聴いた結果、私は夜露さんの演じられるもーくんが一番好きでした。丹羽先生に経験や推理力や身長(かわいい)で及ばない…としながらも、ヒロインへの想いがとめどなく溢れている。それも、ただ好き好きと伝えるだけでなく、ぞくっとするような"ヤンデレ"感がとにかく刺さりました。囁き口調が大好きです。


続いてB版。
まず冒頭の気怠げな丹羽先生の色気に驚かされました…!Wキャストって本当に二度美味しい…。えっちなシーンもねちっこく、ナチュラルにSなのが良かったです。こなれた遊び人(?)ぽい雰囲気も変わり者に見合い、もーくんとの対比が際立っていました。狡い大人・おじさん(というには若い印象)です。

"少年"っぽさが癖になるもーくんでした。終始甘いのですが、無自覚Sっぽくもあり、あどけなくもあり。一番余裕がないえっちシーンのように感じました。ヒロインとは身体から始まる関係になりますが、Bのもーくんルートがあるとしたら、めちゃくちゃ純愛になりそうな少女漫画らしさもあるように感じました。