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これでもかというほどに設定が詰め込まれたファンタジー小説。作品内容はギャグ調ですが中身はギャグではないですよ。
基本的な空気はシリアス、浣腸や馬鹿のくだりで少々ギャグ、というくらいです。
全体的には、紹介にもあるように、書き手がノリと勢いで突っ走った感がひしひしと伝わってくる作品。
私は好きですが…万人受けはしないでしょうなあ、と。半分投げっぱなしの設定を想像して楽しめる人種におすすめ。
…少々唐突な展開とか、語られない用語の羅列とかに辟易しないタイプの人ウェルカム。