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「装甲の乙女達 売れ残りの少女」 へのレビュー

    • 2011年11月21日
      レビュアーオススメ!
      少女達が戦場で戦う創作系漫画。表紙等込みで全28ページ。

      お話の舞台は架空の世界。
      パン屋を営む少女がいた。
      彼女は自分のことをいらない子だという。
      やがて召集令が出され、彼女は戦場へ向かった。
      そこで彼女は誰よりも勇敢に戦ったが…

      という内容のお話です。
      本作の主人公である少女は、身長高めの綺麗な子です。
      大きいから嫁にいけない=いらない子=徴兵される
      というのは私の勝手な解釈なのですが、少女が戦場へ向かうというのは、
      架空であっても、やはり悲壮なものだと感じさせられます。

      主人公の少女は、戦場では歩兵として戦車を相手に勇敢に戦います。
      そこには、いらない子の面影はどこにもありません。
      堂々としたカッコイイ女性兵士に生まれ変わったかのようです。
      ただ、戦争でしか自分の価値を見出せないのも悲しいことです。
      その意味で、本作は戦場と日常の両面を見せ、
      主人公だけでなく読み手にも自分の居場所の選択を迫っているようにも思えます。

      少女達の戦闘シーンあり、戦車同士のバトルあり、感動ありと、たくさんのものが詰まっています。
      シリーズものですが、本作だけ読んでも小編映画を観たような気になれます。
      興味を持たれましたら是非。

      1人が役に立ったと答えています

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