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「sympathy for the human」 へのレビュー

小説もいいものです。その8

2010年10月04日   熊くじら さん

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作品内容にある通り、まさに理不尽な悲劇たる物語。何一つ悪くない状況での一方的な喪失は、心を抉ります。
物語の概要は、上の一行で全てになってしまいます。失って、それでも絆を掴んで折れなかった少女の物語、と。
その中で個人的に最も心惹かれるのは、前半の演奏シーン。独奏以降、描写から映像が見えました。
舞台の上で演奏する一人と三体が脳裏に浮かんで、ああ綺麗な音だな、と。
それだけに、以降の悲劇もより引き立ちました。評論家でも何でもないですが、十分な技量だと思えます。
語彙が足りなくて上手く表現できませんが、「物語」が好きな方は、購入してみてはいかがでしょう。

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