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「ムは夢中空間のむ」 へのレビュー
2010年04月07日 熊くじら さん
このレビューは参考になった x 2人
レビュアーが選んだジャンル :
三巻セットの同人小説。コミカルな雰囲気と文体で進む、実は結構重い話。かなりの部分軽いノリで吹き飛ばしてくれますが。 オカルト関係に少し興味のある人なら多分知っている民間呪術、いざなぎ流が主人公達の武器。この時点で個人的なツボをストライク。 呪術、伝承など、細かい部分でマニアックな用語、物体が目白押しで、マニア心をくすぐられました。 メインキャラにまさかの巴御膳がいらっしゃいますし。よもや能楽の技を使われるとは予想外であります。 物語は、周囲をかなり巻き込んで多くの被害を出すものの、中心にあるは一つの家族のドロドロしたいざこざ。 そして、初恋成就のために頑張る少年の話。巻き込まれ型傍観者に見せかけて、実は滅茶苦茶凄いぞ主人公。 民間信仰などのオカルト方面に特化した物語が好きな方、そうではないけれど、細々した設定や用語にわくわくする人におすすめ。 知識など無くても問題なく読めるので、バトルもの好きな人、誰かのために全力で頑張る物語が好きな人にも。 価格も630円と、だいたい文庫一冊分ですし、ライトノベルとして適正な値だと思います。 …あと、中一なのに巨乳過ぎると思うんだ。そしてりんちゃん哀れ。砂漠の狐とかどこで仕入れた知識ですか。
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