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「鬱とエロスと委員長2」 へのレビュー

茨の青春

2011年11月23日   hiro.k さん

このレビューは参考になった x 1人

鬱持ち彼女とちょい不良な彼氏とのオリジナル学園恋愛もの。
ストーリーが展開していくタイプのシリーズものなので、1作目を未読の方は、まずはそちらからどうぞ。

さて本作では、体育の授業、水泳のシーンから始まる。スクール水着が眩しい青春の一コマである。
そんな中、彼女の方から彼氏に手を振ったり、彼女が所属する生物部の活動に誘ったりと、
まさに青春まっさかりなシーンが続く。

話が暗転するのは、彼女が自分の鬱エピソードを彼氏に明かした場面から。
どんなにつらく、苦しかったかを激情に任せて独白する。彼氏に訴えかけるかのように。

彼氏はただ愛情で応えることしかできない。
だが、それで彼女が救われていくようにも見える。
独りでは鬱でも、彼氏となら大丈夫。鬱デレの本領発揮な場面であろう。

本シリーズは次回作まで続くが、二人の行く末が気になるところである。

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