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原作は未読でしたが、この作品が気に入ってパロ元も読ませていただきました。
作者様自身、大の麦酒好きという事を各所で公言されているようですが、
この作品の中では意思の弱い中毒患者は搾取される側の存在でしかないと断じており、
自分自身がそちら側であるという事を強く主張し、自戒されているのではないかという想像が膨らんでしまいます。
上述のように解釈させていただきますと、作者様は執筆当時、
自分を取り巻く環境や社会そのものに多大なストレスを覚えていたのかもしれませんね。
可愛らしく描かれたキャラ同士の生々しくも腹黒い駆け引きが、
不気味なくらいリアルに迫ってくるものがあり、その描写に関しては感嘆を禁じ得ませんでした。
ギャグ漫画と誤解されてしまいそうな作風ではありますが、その本質は主人公のありがちなダメ人間っぷりに共感性を訴えかけさせた上で、
主人公(自分)を反面教師にして欲しいという啓蒙的な側面があるように思えてなりません。
一風変わった面白い作品を求められている方にオススメです。
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