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「はした金で売られた女~蕾の頃~」 へのレビュー
2016年05月28日 一陣の光 さん
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終戦直後、”口減らし”の為に”嫁”に出されたヒロイン。 彼女の才覚で、嫁ぎ先の小さな商店が大店(おおだな) へと発展してゆくストーリー。 読んでいて感じたのは、追い詰められても”めげない” ヒロインのバイタリティー。複雑な人間関係や困難を 乗り越え、それを”糧(かて)”として商売を広げてゆく ヒロインが、人間味タップリに描かれていて、痛快な 読後感を味わえます。ヒロインに感情移入する一冊。
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