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「しろくま荘は、四六時中。」 へのレビュー
2017年07月06日 一陣の光 さん
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"堅牢"に作り込まれた世界観へ、しばし、時を 忘れ、没入できる”眠ヰネネマル”先生の表題作 全九話が収録された作品集。 印象的な収録作品は、朝早く目覚めた甘野くん。 その日、初めて出会った女性(ひと)は・・・な 「第二話 美冥さん」。”寡黙な美人”の彼女に、 渡し忘れたお弁当を届ける、甘野くんとマリー さんが微笑ましい、お話でした。 読んでいて感じたのは、”堅牢”に出来上がった その世界観へ、スッと入り込める、敷居の低さ。 ”眠ヰネネマル”先生の高度な技量を、そこここ に感じさせます。マリーさんに優しく抱きしめ て欲しい”衝動”に駆られる、ふんわりした作品。
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