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「うれしょん! 2」 的鑒賞

雨の中、ずぶ濡れの歩道橋で愛を叫ぶ”冬弥”。

2018年03月30日   一陣の光 先生/女士

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ハイテンションな作中の登場人物が、疾風怒涛の
動きで魅せる”かずみ義幸”先生、表題作・第4話
から第6話を収録した、二巻目。
印象に残った収録作品は、半ば、強引にクラス委
員長に推挙された”冬弥”。そんな彼のお手伝いを
したいと、副委員長になった”茅春”が、彼のこと、
大好きなのでは、と、気づいた”夏鈴”は・・・な、
第6話「歩道橋の中心で」。雨の中、ずぶ濡れに
なりながら”夏鈴”に愛を叫ぶ”冬弥”がインパクト
抜群な、お話でした。
読んでいて感じたのは、たかぶった感情の発露と
しての『解放』が、より鮮明に描写されている点。
前述した、恋愛感情を叫びながら相手に告げると
いうハイテンションな流れも、違和感無く読める、
独特な世界観の構築に成功している、と、読んで
いて思いました。
ポジティブで前向きな世界観が羨ましい、二巻目。

* 為必填項目)

緣由*