レビューを報告する

  • 1.情報入力
  • 2.報告完了

このレビューを掲載しないほうがよいとお考えの場合は、理由をご入力の上、[報告する]ボタンをクリックしてください。
この報告は、レビューの削除をお約束するものではありません。内容によっては、削除されない場合もございますのであらかじめご了承ください。

「ご耳愛部!~夏の章~」 へのレビュー

オススメ! ご耳愛部とは

2017年03月04日   さたけ さん

このレビューは参考になった x 1人

レビュアーが選んだジャンル :

なんぞ、と思いつつ聴いてみましたが…。

こちらの作品はシリーズの2作品めにあたるものの、
初回ながら、夏という設定に惹かれて購入しました。

ただ、初めはちょっと、
いや、結構びっくりしました。
非常に、ほんとうに、非常にキャラが立っていて、
そして独特な台詞回しに少し面食らってしまうというか。

しかし、聴き始めれば、
現代ながら、どこかファンタジーな設定も、
タイトルの疑問と共に新鮮で面白く感じられたし、
蝉の声や、折に鳴る風鈴が、
ノスタルジックな雰囲気を引き立てて、
没入感を高めてくれます。
すーすーするペーパータオル、なんてシチュエーションも、
ちょっと初耳というか、あんまりない感じだぞ…?と。

なにより、鮮烈なヒロイン像が癖になります。
そして、さくら様の甘くふわっとした声色が、
それを尖らせ過ぎずに、柔らかく表現されていて。
聴く内にどんどん、彼女や、作品の魅力にハマってゆきます。

明るく快活に、希望を示す言葉をくれたかと思えば、
穏やかに受け止めて、そっと寄り添ってくれる。
でも一番ぐっとくるのは、
私がいる、という、シンプルな言葉ですね。
許されることが許される、そんな空間が描かれています。

音声作品は数多ありますが、
こちらの作品に限らず、藤和工場様の作品には、
丁寧な世界観づくりやキャラクターに、
唯一無二のよさが感じられます。

まずは、
気になられた方は是非、ご耳愛、受けられてみませんか。

* は必須項目です)

理由*