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耳かきエヴァンジェリスト、伊ヶ崎綾香さんの作品だけあって、今作は存分に耳かきウンチクが語られます。

正直もう語ることも無いのでは?と思ったりもするのですが、さにあらず。
耳かき愛の深さゆえか、自分と違う耳質の音を想像で再現する、という離れ業をやってのけたり、不思議と話が尽きません。

惜しむらくはブレスノイズ。好みの問題でもありますが…。
以前ご本人が、どちらかと言えば好き、と言っておられたような気がするので、こういった、キャラで喋らないタイプの作品ではあまり気にされないのかもしれません。
(もっとも、キャラで喋るタイプの作品でも高確率でどこかしらにリップノイズが…)。

「(4)りあるたいむ☆耳かき」を除けば、耳かき知識の語りがほとんどのため、かえって続きが気になって眠れず、そういう意味では非実用的な気がしました。

耳かきの保存方法を熱く語れる、世界でも有数のミミカキストの熱量に触れてみたい方は、どうぞ。