十字協会聖騎士団の団長である女騎士エリィを中心とした短編物語。
人間と豚鬼たちとの生存をかけた熾烈な争いが描かれているのですが、豚鬼の習性というか性質がえぐい。
豚鬼には牡しか産まれず、故に他種族の牝を捕まえて孕ますのですが、孕まされた牝は豚鬼の子を産むために肉体が醜い肉の塊のように変質させられてしまいます。
もちろん、ひとたび変質させられてしまった人を救う方法など殺してあげる以外に存在しません。
そんで豚鬼に襲われた村の青年の妹が餌食になってしまっているわけなのですが、いやーきつい。
非常にハードな世界観の作品でした。
さくっと読めるのでオススメです。
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