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「秋の日の夜に~妹と耳かき~」 へのレビュー
2018年11月09日 耳かき好き さん
このレビューは参考になった x 10人
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耳かきの音は人それぞれ好みがあると思いますが、自分にはどストライクでした。 綿棒と耳かき棒の音が特に良かったです。 最初に綿棒が入ってきて数秒で「うわああああ!すごい!」と思いました。 耳壁をすり上げるように、うねるように、音の強弱というかグラデーションというか「しゅわしゅわ…」という優しくなでる音と「パリパリ…ッ」と小気味よくクリスピーに爆ぜる音が同時に合わさって「ケルル…キュリィイ」とターン、綿棒が氷上のフィギュアスケーターのごとく、その奏でる音が耳の中を回転、ステップと緩急をつけながら自在に滑り、大きな画を描いていきます。 そして、耳かき棒。 綿棒がオーケストラなら、耳かき棒はバイオリンの独奏者のようです。 それも、ゆったりとしたストロークから情感たっぷりの厚い音で魅せるというよりは、正確無比なボウイングでスタッカートを刻むように、静寂の中に響く孤高の求道者のような音です。サクッと焼き上がった幾層ものパイ生地、その中の一枚一枚を慎重に丹念にはがしていくような感じがします。
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