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「九十九神」 へのレビュー
2019年09月02日 わんど さん
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タイトルにもあるように本作は九十九神がテーマとなっているゲームであり、システムとしても最大の特徴になっています。 出てくる敵は最初正体が分からないため攻撃することで文字を出し、そこから連想して正体となる道具を入力していくのが基本の流れです。 この道具も様々で時代が時代なため、現代では見られないものも多くあり、ある意味では歴史の勉強にもなるでしょう。 ゲームが進行するごとにできることは増えていき、途中で敵である九十九神を捕まえて能力が利用できるようになります。 不気味な雰囲気を漂わせているものもいますが、中には結構愛嬌のある九十九神もいるため、利用していると愛着が沸いてくることもあるでしょう。 シナリオ自体はどことなくほのぼのした局面がある一方、基本は様々な思惑と陰鬱さが交わる硬派な内容となっています。 理不尽に思える展開があるのもまた現代ではなく人間以外の異形も蔓延る世界故の宿命ともいえましょうか。 主人公と敵対する存在も単なる悪役ではなく、何かしら本人なりの理念があるのもまた魅力です。 ちなみに一部架空の存在ではなく歴史に実在した人物から取ったキャラもいるため、そういう人物を調べるのもまた一つの楽しみといえます。 難点としては本ゲームのキモとなる部分が敵の正体を見破ることなため、それが必要なくなる頃合いだと少々退屈に感じてきてしまうところでしょうか。 後は戦闘がリアルタイムで進行するため、ゆっくり判断して戦いたいと思う方には厳しいところがありますね。 ゲームとしては他にはない体験ができるため、リアルタイムによる戦闘が大丈夫であればプレイして損はないでしょう。
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