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「追懐のリバイバル-the sense of reincarnation-」 へのレビュー

仕掛け満載の学校型アトラクションで行われる命を懸けた鬼ごっこ

2017年07月22日   わんど さん

このレビューは参考になった x 0人

ふざけたレビュータイトルですが、このゲームの内容自体はシリアスかつ陰鬱としたものになっています。

ホラー系統としては珍しく、本格的に脱出が始まるまでの導入部分が結構眺めです。
人によってはその時点でだれてしまうかもしれませんが、この不穏な前触れがありながら穏やかな日常が描写されているからこそ、終始闇の中で探索しなければならない脱出パートの恐怖が引きだっています。

登場するキャラはモブには沢山いますが、メインどころでは主人公と約1名を除いてみんな女性キャラです。
どのキャラもそれぞれの個性がありキャラが立っています。
ボイス付きであり、どの場面もしっかりと台詞以上に印象付けができ、どのキャラも不自然さがなく中の人の頑張りが感じられるようになっています。

舞台となるのは学校です。
学校という限定された空間ながら、様々な仕掛けが施されていてそれによって「この部屋は何があるのか」とプレイヤーを楽しませてくれます。
謎解きも幾つかあり、頭を悩ませるものばかりですがヒントどころか答えを教えてくれるシステムもあるので、謎解きが苦手という方でも安心です。

他のホラーと同じく追いかけてくる存在がいますが、特定のキャラをパートナーにしていないと何の前触れもなく出現するため探索中は「いつ出てくるのか」という恐怖を常に感じるようになっています。

話に関しては冒頭で書いたように暗いです。
とはいえ終始暗いというわけではなくキャラの掛け合いがそれを和らげてくれるような構成にもなっています。
キャラの生死や行動の有無によってイベントが変わることも多く、マルチエンドになっていますが、このイベントの違いによって周回プレイにも耐えうる作りとなっています。

本当はもっと色々書きたいのですが、とりあえずホラーが好きな方にはオススメできるでしょう。

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