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「クトゥルフ神話RPG 血塗られた天女伝説」 へのレビュー
2018年01月10日 わんど さん
このレビューは参考になった x 2人
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前作の瘴気の海に眠る少女はプレイ済みで、それが面白かったので今回もプレイさせていただきました。 システムは前作から引継いでいますが様々な部分がパワーアップしていて、今回は村が舞台ということで単なる探索だけでなく住民との交流もあります。 ゲームとしては主人公及び仲間が呪われてしまったので、目的達成を目指しながらその1週間をどう過ごすかというものになっています。 昼は平和な村で聞き込み等をして、夜は妖怪といった異形な存在が蔓延る中、異界を探索するといった構成です。 本作品はこの昼という平和な世界が存在するので、それと異様な夜パートのギャップが大きな印象を与えます。 前作と違って時間制限があり、全体的に敵も強くなっているので難易度が高めです。しかしゲームに慣れてくると余裕もできて限られた時間をどう使うか考えるのが楽しみになってきます。 仲間に関しては前作より一人減っていますが、今回は組み合わせによる会話の違いもあるので、その組み合わせを変える楽しみがあります。 もちろん戦闘の難易度が高くなっていることもあり、組み合わせを変えることで主人公のカスタマイズとゲーム進行のスタイルを変えなければいけません。 今回は前作と比べてボスクラスの敵が強くなっているので、それの対処を考える必要もあるのです。 そして本作一番の目玉はやはり「着物の女」でしょう。 「突然現れて追いかけてくる」という仕様は前作と同じですが、その異様さと初登場のインパクトもあってホラーな仕上がりとなっています。 全体的に前作よりパワーアップしていますが、気をつけたいのはクトゥルフ神話RPGとなっていますが、これはシステムのみで今回物語上のクトゥルフ要素はかなり薄い、というかほとんどありません。 これからプレイする方はそこにご注意ください。
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