استعراض التقرير

脚本力が高いなぁと思いました。

悪人を死に至らしめるきっかけが、「社会のルールを犯した罰」というようなキレイゴトではなく、その悪事が偶然に、所有することに執着をもった少年のプライベートな「ルール」を犯したところにあるというのが何とも良いです。社会正義だとか人情だとかがヒーローの暴力を正当化してしまうような胡散臭さが微塵もない作劇が毎回魅力的です。

3話目にもなると、読者としてもそうした期待の地平がしっかりと定まってくるということもあり、(本編の部分が)四十数程の短編ながら、ゾクッとさせるラストのモノローグも含め、「物語」を読んだカタルシスを得られました。

二人の行き着く先が気になります。