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背景や地形オブジェクト等は3Dで敵配置・弾・自機などがアクトする層は2Dで実質2D STGというのは'90年代から多く見られたものだが、
本作は敵等配置テーブルも3D空間で扱うことで、かつてよりよく見られたLRボタンで3D空間を回して視点変化させるギミックをヨコSTGにうまくマッチさせている。回転はx軸方向を回転軸としたものだけのようだが背景空間もぐりぐり動かせるのでそれだけでも十分面白い。
回転操作・ショット・ODの3種類のコントロールを要するのでやり易いコントローラ・入力デバイスを吟味したい。慣れないうちもしくはやり難い操作系だと回転&ショットで手一杯でODの活用まで手が回らないかも。回転ギミックにより所謂弾幕のキツさ・ハードな弾除けなどは序盤～中盤まではあまりないので難易度としてはマイルドかもしれない。
青藍を基調とした背景空間の描写とスタイリッシュなゲーム空間は独特の美術を湛えており世界観の完成度も高い。