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「百合ボイスドラマ『四十九の為に』」 的鑒賞

オススメ！ 救いの物語

2019年02月19日   harXvester 先生/女士

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作品タイトルの通り、前作「死埋葬」で登場した椿四十九にスポットを当てた作品です。

前作とは打って変わって作品ジャンルには明るい言葉が並び、死埋葬ではありえなかった椿や頬椋姉妹、雫たちとの和気あいあいとした日常が描かれます。
穏やかな日常、笑顔あふれる教室。しかし、ほんのわずかな違和感が積み重なり、そしてなぜこの幸せな世界が始まったのかという疑問に焦点があたった時、物語は真の意味での始まりを迎えます。

前作の結末は寂寥感を伴う美しさがありましたが、本作を聴き終えた時に感じたのは「愛」による暖かな救いであり、その結末には思わず涙が溢れました。
前作と比べると伝奇成分は控えめですが、こちらも間違いなく良作と言えるでしょう。

（* 為必填項目）

緣由*