まだ真エンド(あるんでしょうか? 分岐っぽいものはありましたが)未到達ですので、的外れだったらご容赦ください。
まず、タイトルや主人公?の造形などに、強いリスペクトを感じます。知っている身からだと「お」とか「ふーん」だったのですが……。
肝心の夢のイベントは被ることも多々ありますが、似たようでちょこちょこずれていたり、キャラクター?的な共通性が出たり、凝っています。
タイプもいくつかあり、昔のフラッシュ的だったり、探索ものっぽかったり。
作り方にもよりますが、量を考えればかなりの手間をかけたのではないかと勘ぐらざるを得ないレベルですね、関心してしまいます。
……が、こういう部分は「やればわかる」ものでしかなく、それ以上でもそれ以下でもないのです。
肝心なのは、「整合性だらけの疲れる世の中に決別を」。
この文言がとにかくすごい。
作品を好きになるかどうか、この一言で全部決まるレベル。
作品紹介には「キャッチコピー」「宣伝」っぽさもあるけど、この一言で「整合性だらけ」「決別」なんて出てきちゃうのは心から惚れ惚れしちゃう。
これはパッションあります。
世間からは「内向的」だの「退廃的」だので一蹴されちゃうこんな感覚にビビッと来たなら、絶対にお勧めできます。
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