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「Double Inpact」 へのレビュー
2008年04月16日 パウリスタ さん
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最初に思い浮かんだ言葉は、「MSX」、「3 1/2フロッピー」、「256色」 などでした。 クリックで進むデジタルコミックが2話、1)女子大生2人が年下の男の子と、 2)駄目男が近所の女の子を睡眠薬レイプという、お話も至ってシンプルな作品です。 絵も上記の表紙から分かるような基本中の基本、画像技術もたぶん一歩間違えれば 16色と思われそうなものが10枚ずつ(行為中はその約半分)です。 絵師は、今もトップレベルのポチ加藤さんなどです。 でありながら、「びくん」ときたりしましたから、侮れないものです(こういう作品は 技術ではない、雰囲気作りと絵・文の配合だという結論は出したくないですが)。 個人的にはむしろ、いろんな意味で「影」が多い昨今、 安堵感や懐かしさが強く伝わる作品です。 メッセージウィンドウをメインウィンドウからはがせるWin95のソフトが、 Vistaでごくごく普通に動作する感激(笑)も味わえました。 二枚のフロッピーディスクに詰まれてこの世に誕生した、 数分間で読み終えられる小さな小さな佳作はいかがでしょうか。
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