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「危ういお姉さん」 へのレビュー
2007年12月26日 きちくSM さん
このレビューは参考になった x 3人
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「□男勝りで気の強い幼馴染のお姉さんが年下男の策略に嵌ってセ○クス漬けにされてしまい、辱められる悦びを徹底的に豊満な肉体に教え込まれた挙句、女として屈服しマゾ女子大生へと堕ちていく…」 …という紹介どおりのストーリーが、主人公の視点、つまり寝取られ男の視点から描かれます。 寝取られ界の大御所の筆なる作品だけあって、地雷要素がほとんど見当たりません。 アブノーマル(アナルと羞恥プレイ)は適度、ヒロインの壊れもなく、読みにくい表現や話の破綻もない。 主人公のヒロインへの思いや、寝取り男(弟)のゲス加減、ヒロインの純な性格など、寝取られの前提となる諸要素も、おしなべて過不足描かれています。 分岐が少なく、そこでエンディングのバリエーションも少なくなりますが、寝取られ小説としての完成度は高いと思います。 「さすがは大御所」といったところで、すべてにおいて問題がない。 寝取られスキーなら、どなたでも楽しめる作品に仕上がっています。 そのかわり、意外性はまったくありませんし、ド迫力のエロ調教もありません。 全てが全て、予定調和の範囲内。 たいへんよく出来ているけれども、私に関する限り、印象に残る作品ではありませんでした。 価格相応の作品だと思います。その意味でお勧めです
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