舉報鑒賞

主人公のイズミはかなり容姿端麗に描かれています。行為中の表情の微妙な変化も上手く作りこまれており、3D作品キャラクターの芋臭さにウンザリしていた私も大層満足できる仕上がりでした。
対して相手となる男性はなんだか汚らしい感じで、その線(こんなオヤジにやられてるなんて・・!)に興奮する方でない限り、画面に映りこんでほしくない容姿だと思います。
行為中も頻繁に男性の顔のアップが映りこむため、実用性重視の方はタイミングを誤ると後悔する事になるかもしれません。怪物相手のシーンに移ってからは、瞬きをしている間にダルマ状態になってしまいます。人間には出来ない性行為の数々が見れるのではないかと思っていた私としては残念な所でした。展開が早すぎてついていけなかった感じでしょうか。
本編30分のうち、前半7分程度の前置きを減らして本番行為を大切にして欲しかったです。値段相応なボリュームであるとは思いますし、
映像自体のクオリティはとても高いものなのですが、男性キャラクターの音声の聞き取りにくさと、BGMのボリューム(設定で多少改善可?)がキャラクターの音声に対して大きすぎるという点が課題なのでは、とも感じました。
また褒めたい点は、
劇中に使用されているBGMのリズムが、ピストンの動きと連動しているようで妙な興奮を覚えた事です。これは私の趣味趣向にマッチした為だと思われますが、ズンチャ系のBGMが行為中に流れると、まるでショーでも見せられているような気分になります。
上記でも申し上げましたが、絵を見て買っても十分な程のクオリティです。
大変辛口な意見だとは自負しておりますが、このサークルさんの新作は是非拝見したいです。
もし次回作を制作されるのであれば、是非上記を参考にしていただきたいと思います。
これからもこういった上質な3Dムービーの制作を心待ちにしております。