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作品紹介にもあるように、教師と生徒の百合音声作品。
互いに惹かれ合う女教師と女生徒の、誰にも邪魔されない世界がそこにはある。

音声作品の場合、聴き手=作品の主人公の立場をイメージする人が殆どだと思う。
だから百合、レズの音声作品の場合、(特に男性が購入した場合は)声優さんが1名だと百合のシチュエーションを語ってもヒロインと聴き手=男性というイメージになってしまう。
だが、声優さんが2名居てその会話があれば、百合、レズの関係にある2人のヒロインの世界を外部から眺める視点(というか聴点)で捉えられる人も多くなるのではないかと思う。
この作品のように、百合の音声作品は声優さんが2名いてこそ真価が出ると改めて感じだ。

この作品の更に凄いところは、前述のように声優さん2名による百合音声作品と言う条件を満たしたうえで、声優さんの演技や台詞の間、背景で流れる音楽などが非常に高いレベルでまとまっているところ。
音声を邪魔しない音楽とか、他サークルではあまり無い表現が使われていたりする。

そのうえ、こういった特殊ジャンルかつハイクオリティで差別ができている作品なのに、価格がそう高くない(しかも発売直後から一定期間2割引)と言うのも良心的。
こういう作品はオススメできる。