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「person of courage」 的鑒賞
2011年08月24日 トルク 先生/女士
このレビューは参考になった x 3人
評論選擇的類別:
このサークルの処女作となる本作。まだ拙い点があるとはいえ、光るものを感じます。 戦闘はオーソドックスなRPGのシステムで、ひねった要素を入れていない分、わかりやすく、とっつきやすくなっています。キャラクターも物理攻撃役、魔法攻撃役、補助&回復役と別れていてキャラ立ちしています。(欲を言えば補助と回復を分けていればさらにやりやすかったかなというのは個人的な感想です。) しかしボスクラスの敵は終盤になるにつれ、回復アイテムを交えながらそれぞれのキャラがうまく立ち回らないと全滅してしまう強さを持っているので、なかなか頭をひねる構成になっています。 ストーリーは可もなく不可もなく。各キャラの葛藤が薄かったので、展開が急すぎる印象を与えているのかも。しかし元魔王と勇者の冒険というテーマや世界観は魅力的だったので、むしろプレイヤーの想像をかきたててくれます。 CGは秀逸、枚数が少ないのが悔やまれるくらいです。立絵の段階からムチムチ具合を感じさせる女の子たちが異種姦や輪姦といったチュエーションに巻き込まれる様は興奮を誘います。 やり込み要素はそんなにないのでさっくり終われます。むしろこのサークルの次に予定している作品のほうが盛りだくさんのようなので、値段もお手軽な本作を前哨戦としてプレイしてみるのもアリではないでしょうか?
(* 為必填項目)