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前作、「えっちな座敷童子は好きですか? 4」の発表から、
気が付けば早4年が経ちました。
時の流れの早さを感じずにはいられません。
そして、その存在が同作者の別作品のあとがきで示唆されていた、
今作が、ついに発表されました!

今作は、ナンバリングタイトルではありますが、
後日談的な物語だと感じました。
成人向けゲームで言う所の、ファンディスクに近い内容だと思いました。

まず、全体的な印象についてですが、
特筆すべきは、ルート選択システムの採用だと思います。
つまり、途中まで共通のストーリーを読み進めて行ってから、
それぞれ別のフォルダに分かれている、二つのルートの内一つを選んで、
そのまま、エンディングへと向かうという形式です。

ストーリーに関してですが、メインストーリーは前作で完結しているということもあり、
シリアスな要素はほとんどありません。
もちろん、シリーズおなじみの、ゆるい会話劇も健在で、
一作目からの一貫性があり、安心して読めると思います。

エロシーンに関しては、全て、ルート選択後のストーリー内で展開される形式になっています。
もっとも、どちらのルートも、内容(質・量・構成等)に偏りがあるわけでもなく、
バランスが良いなと感じました。
あと、これは絵柄の変化や、好みの問題だと思いますが、
今作のエロシーンのCGにおける座敷童子ちゃん達は、前作までに描かれたCGよりも、
ややあどけなく描かれているような印象を受けます。
また、今作でのエロシーンは、基本的に一対一のプレイのみとなりますので、
たとえ和姦であっても3P以上は苦手だという方にもおススメです。

他にも、同作者の別シリーズのキャラが友情出演していたり、
世界観を深め、設定を考察出来るような描写もあったりと、
今作はまさに、座敷童子シリーズファンなら買って損は無い一作に仕上がっていると思います!