舉報鑒賞

敵とバトルは一種類だけという珍しいシステムですが、紹介文にもある通りその一戦に全てが詰め込まれているのでボリューム不足は全く感じませんでした
一つの攻撃でもダメージ等によって多くの差分が用意されており、その攻撃の種類も腹パンに顔面殴打にと非常に多様です
拘束系の技もあり、キスをしながらの腹パンなどはあまり見ないですがとてもよかったです
そして前述のとおりダメージによって差分があり、初めは健気に耐えるも圧倒的な実力差にだんだんと絶望し、最後は為されるがままにボコボコにされ白目をむいて苦痛に悶えるようにまでなります

そしてここが素晴らしいと思ったのがヒロインの設定です
コスチュームの性能によりほぼ不死身状態で、たとえ頭を吹き飛ばされようが即座に再生し戦い続けることになります
それ故に敵の攻撃もかなり熾烈になっており、体中の骨を折られるわ内臓を破壊され尽くされるわでかなりハードリョナです
その再生能力もヒロインが絶望しコスチュームが破損するにつれ衰えていき、苦痛が長く続くように
戦うためというよりリョナられるためのような本当に素晴らしい設定です

またストーリーパートも短いながらキャラたちの個性をうまく引き出せていていました
明るく活発な子が苦痛に絶望していく様や、憧れの先輩が完膚なきまでに叩きのめされ惨めな姿をさらす様などどれもリョナを引き立たせています

全体的にリョナゲーとしての完成度は高く、リョナ好きには文句なしにお勧めできる作品です