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「スパイの快楽尋問催眠」 へのレビュー

オススメ! 背徳感と期待

2016年08月27日   sf さん

このレビューは参考になった x 9人

気づかないうちに催眠にかかってしまうという感覚の作品です。聞き手は国の重要機密を守る任務を受けるのですが、ある日、何者かに捕まってしまうというストーリーです。自分を捕まえた組織の女性は心のケアをすると言って、あれこれと語りかけてくれるのですが、最初は穏やかな様子であり、バックにもゆったりとしたBGMが流れています。しかし、次第に不穏な空気になり、尋問官としての正体を現していくとバックのBGMも少しテンポの良い煽る様なBGMに変わります。こういったBGMで変化を付け、その場の雰囲気を演出するというのは面白く、また催眠に入り込む助けになったと思います。
尋問が始まると「秘密をバラすこと=快楽」ということを要所要所で刷り込みながら、秘密をバラすように迫ってきます。また、「自分のせいで」国が崩壊するなど背徳感を煽るようなフレーズもちりばめられています。また、秘密をバラしやすいような環境を整えてくるのも特徴的です。
背徳感と期待で高まる興奮は想像以上のものでした。尋問であり、「体に聞く」というストレートな言葉も出てきますが、痛いことはされないので安心してください。
「テーマは最高に気持ち良いセルフ」だそうなので、そういった作品が好きな方はぜひ聞いてみることをお勧めします。

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