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「サキュバスの誘惑」 へのレビュー
2017年02月05日 sf さん
このレビューは参考になった x 17人
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主人公が見つけた黒い本と白い本、その本にはそれぞれサキュバスが封印されていた。サキュバスは本から出るために主人公にゲームを仕掛ける。果たして、主人公はサキュバスの誘惑を振り払いサキュバスを再び封印することができるのか――――。 というようなお話のADVです。ちなみに結論から言うと、封印しない方が良いデス(展開として) 序盤で黒い本か白い本を手にする選択肢があり、その選択に応じたサキュバスが家で住み込みでいじめてくれます。 ポイントは主人公の精神力の具現である火の付いた蝋燭で、これが全て消えると主人公はサキュバスの奴隷となってしまう。この蝋燭が消える際にはカットインやSEなどで演出が入るため、火が消えた=サキュバスに負けているというのが分かりやすくて、良い演出だったと思います。 特にルート分岐も無く、ひたすら「屈服する」を選べばクリア出来てしまうため、ゲーム性やボリュームという点では難はあるかもしれないが、それは既に作品内容で言及されているので、よく読みましょう。ちなみに逆転要素は一切になくひたすらに堕ちるだけです。 それぞれのサキュバスがいじめ方が違い、またシナリオの関係上、パッケージに描かれている2人のサキュバスに同時に責められるというシーンはありません。それぞれおのサキュバスの特徴を生かしたルートになっているのですが、欲を言えば、2人同時に責められるEXシーンみたいなものがあっても良かったかなと思います。 ADVの基本的な機能は一通り揃っているので、特にストレス無くプレイできると思います。 催眠の要素を入れるなど、初のゲーム作品でありながら非常に挑戦されている印象があったので、音声作品だけでなく、色んな展開をしていって欲しいと思います。
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