同人ゲーだけの括りで言うと、今年プレイした中で一番良かったです。
寝取り要素は個人的には好きではないですが、本作は単なる寝取り要素が入ったゲームとは違いました。
登場人物の一人ひとりが、誰もが被害者であり誰もが加害者でもある。強い力があっても、強い心があっても、一歩間違えればいとも簡単に崩れ去ってしまう。そんな人間の脆さを見事に表現されていました。
作者は、寝取り⇒バッド⇒ノーマル⇒トゥルーの順にクリアするのがお勧めと記述しておりましたが、私はトゥルー⇒バッド⇒寝取り⇒ノーマルでクリアしました。
個人的には、トゥルーと寝取りエンドを押さえておけば、舞台の裏で何が起きていたのか、などの全貌は見えてくると思います。
時間のかかるゲームですので、時間がなく寝取りがあまり好きじゃない方は、トゥルーだけでも良いかもしれません。
トゥルーエンドだけでも十分に感動出来ました。(というかトゥルーが一番感動します)
余談ですが、酒場の女将(気の強い大人女性)が荒くれものにおもちゃにされるのは、心にぐっときますね。(くっころと似たようなものでしょうか)
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