テンさんシリーズの二作目です。
季節は夏で、セミが常に鳴いているのですが上手く音量調整されていてとても心地良いです。麦茶の氷の音も夏を感じさせてくれます。
今回は喋りの間というのが少し長めにとってあり、その間が非常に効果的で聴いているうちにうとうとしてきます。
途中で雰囲気が変わる場所へと行くんですが、この変化も素晴らしかったです。
耳かきがメインなんですが、今回は鐘の音を使って耳へ振動を与えるという癒しが出てきます。前作はほぼ耳かきがメインだったので、音による癒しというのが今作の特徴の一つですね。
この作品から聴いても問題ありませんが、テンさんと主人公の関係が良く分からないと思うので、その辺りのことを詳しく知りたい方は前作から聴いてみることをオススメします。
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