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「色仕掛けで惨敗する本」 へのレビュー
2016年01月07日 穂積 さん
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平日の夕方帯(一部地域を除き)で放送していそうな玩具販促アニメの主人公を連想させる熱血少年の前に、浅黒いギャル風のお姉さん5人が立ちはだかる場面からスタートします。 5対1という多勢に無勢にも怖気づくことなく少年は闘志を燃やし、実際に緒戦はその気迫に恥じない善戦を見せます。 ところが、その善戦ぶりゆえにお姉さん達も焦りを覗かせ、最初はサンプル2にあるようなパンチラだけだったお色気攻撃が徐々にエスカレートしていきます。 少年が最初から敗色濃いのではなく、「耐えてメンコバトルを続行しようとする少年」VS「お色気のギアを上げていくお姉さん」の攻防戦になっている所が上手いと思いました。 大胆な女体に照れながらもメンコマンドとして男としての意地で反撃するからこそ、お姉さんが動揺する姿が垣間見え、なんだか一矢報いた感も味わえます。 そして、メロメロになってしまった時の敗北感も一生際立つわけです。
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