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「ディスコルディア・プロトコル」 的鑒賞
2018年06月30日 穂積 先生/女士
このレビューは参考になった x 4人
評論選擇的類別:
プロローグと本編のフォルダに分かれているのですが、ちゃんと前者を読んでから後者に行った方がより本作を楽しめると思います。 と言うのも本編の方はショタがサキュバスに搾られるシーンに特化していて、彼が自分を語る場面は皆無です。 いえ、逆に言えば、サキュバスの誘惑と搾精の数々は凄まじい威力で、ショタは息も絶え絶えな絶頂の連続なので、そこで冷静においたちを語り始めたら不自然です。 プロローグはその不自然を解消しつつ、彼の人となりを説明する機能を持っているのです。 たぐい稀な才能を生まれ持ち、自意識過剰ではない本物の自信で身を猛らせた少女騎士が居たとします。 それが華奢な体で、意気込んで魔物に突貫したらあっさり負けて陵辱の限りを尽くされる物語をイメージしてください。 この男女を逆にしたら、概ね本作です。 ただ、攻める側が女性なので、力ずくでねじ伏せると言うよりは豊満なボディを当てこすり、臭気をこれでもかと吸引させる誘引の数々が目立っています。 この体格差でおっぱいに埋まりながら抱き寄せられるだけでも充分に刺激的なのに、さらに攻撃的なプレイが繰り返されるそれは感情移入の度合いによっては股間が痛くなるほどです。 こちらの作者様は音声作品の挿絵も数多く手掛けているせいなのかシナリオが催眠音声を髣髴とさせる部分もありました。 と言うか、是非とも音声有化する、ゲームで言う所の追加パッチみたいな続編を希望したい濃厚さでした。
(* 為必填項目)