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「痴漢撲滅キャンペーン」 へのレビュー
2019年03月16日 穂積 さん
このレビューは参考になった x 7人
レビュアーが選んだジャンル :
相変わらず面白いことを考えますね。 女性は痴漢されるのが怖い、男は痴漢冤罪をでっち上げられるのが怖い、双方には双方の言い分があり、正義感と利己心があります。 本作はその行き着く果てを描いた名作です。 痴漢されてしまった女性は不快感や嫌悪感、トラウマからの憎悪が沸き上がり、復讐を望むかもしれません。 痴漢冤罪を食らった男は不条理感や絶望感、社会的な抹殺からの憎悪が沸き上がり、復讐を望むかもしれません。 いえ、実際に被害に遭っていなかったとしても、その可能性が存在するだけで男女ともに恐怖と隣り合わせです。 本作はそれが生む復讐の連鎖がカタルシスを完成させ、男心を高揚させる仕組みになっています。 一方で、昨今の過剰とも思えるフェミニズムの台頭を風刺するエッセンスを含みつつ、嫌疑をかけられた側が不利な捜査手法に警鐘を鳴らす風味を交えている点においても、応援したくなる内容です。 あと、蛇足ですが、作中の少女がナチュラルに「ジャップオス」と言う単語を使っているせいで、自動的に深層webの令嬢の声で脳内再生されてしまいました。それはそれで悪くなかった。
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