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「魔装変身カサネ」 へのレビュー
2017年04月29日 なのらぶ さん
このレビューは参考になった x 1人
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三本仕立ての構成ですが、プロローグから本編まではしっかり繋がっており、続き物として作られています。 エロシーンは少なめ、と表記されていましたが、バットエンドへ至るまでに必要な過程を描いており、愉しんで読む事ができます。 エロシーンも全く無いわけではありませんし、何より画力にエロさを感じます。 キャラクターも設定も魅力的で、次作への期待を感じられました。 しかしやはりというか、本作で一番濃厚なのはバットエンドの20ページで、おそらくこれこそが本当に描きたかった内容なのだろうと感じます。 シリーズ物にしたいが、描きたい物を描くとどうしようもなくお話が終わってしまう容赦のなさ。 逆境に立たされたヒロインにトドメを刺してしまう残酷さ。 そこに生じるジレンマを解消する為の三本構成なのだと思いました。 ラミアの毒による苦痛の快楽変換。 その上で指をひしゃげさせ、全身の骨を砕いていく拷問まがいの責め。 まるで安物の玩具のように壊されていく過程が見所でした。 ただ過剰な流血描写がある訳ではなく、猟奇的な要素は比較的少なめ。 肉体破壊の苦痛に快楽を感じているため、エロ調教として成立しています。 リョナに興味を持ち始めた方にオススメの一品です。
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