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第三者的な状況説明の口調や幸運チェックなど、ゲームブックテイストがしっかりと出ているところに懐かしさと魅力を感じるゲームです。
基本は敵に見つからずにダンジョンを探索して目的を果たすステルスゲーですがプレイスタイルの自由度がかなり高く、完全に敵に見つからずに進むことも、こっそり暗殺して進むことも、誘惑して無力化していくこともプレイヤーの自由です。
強力な装備が集まるまでは正面切っての戦闘だけは厳しいものがあります。この点を色々と試行錯誤して乗り越えていくのが楽しいですね。

探索ゲーとしては程よい難易度で、最初の選択肢でハードモードを選ばない限り(またはサイコロの出目がそうならない限り)は初見でも充分に目的達成まで行けます。
個人的には身体で解決してしまうのが比較的楽かつイベントも回収できるのでお勧め。
全6種のEDと9種の勲章(達成称号)があり、全て集めるころには自然と様々なプレイスタイルを試せることでしょう。やり甲斐はあります。

エロは大まかに売春系と凌辱系があり、結構ハードな展開もあります。主人公が比較的快楽に弱いのが救いですね。
テキストがしっかりしていて絵柄は良く、シーン数も多かったのでかなり満足出来ました。
シナリオの進行にも関わる要素としてコスチュームが多く用意されており、着せ替え要素が豊富な点も良かったですね。