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「ニトアリアの騎士イリナ」 へのレビュー

オススメ! 女×女の調教モノが好きなら!

2016年04月27日   シブタ さん

このレビューは参考になった x 3人

このサークルさんの描く「プライドも実力も高い女主人公が本来倒せるはずの敵の女雑魚キャラに無様に負けて玩具のように遊ばれ調教される。」という流れが自分は大好きなのですが本作はそういった流れを様々な方法で描いていると思いました。
下品に服を脱がさせられたり、全裸で土下座と敗北宣言させられたり。身も心も堕ちかけてる状態で放置されたり。
本作で調教する側であるサキュバス特有の魅了能力設定を上手く活かせていると感じました。この魅了能力により、徐々に女主人公が堕ちてゆくのですが、その過程でのテキストと作画が秀逸。体だけじゃなく心まで魅了されていくのが表現できていると思います。
最終的に城と姫を守るはずだった女主人公は、敵であるサキュバスの雑魚キャラにメロメロになるまで堕とされるわけですが、サキュバスの兵士に堕ちた後日談もしっかり描かれているのが嬉しい。ホントにメロメロに堕とされているのが分かる台詞と表情、最初のキリッとした表情との落差に非常に興奮しました。
登場人物紹介(なんとカラー!)も含め全73ページ。この値段でこのボリュームは安い!
一つ個人的に惜しいなと思ったのは、登場するキャラが多かったせいか、主人公を調教していた下級サキュバスの描写が少なく、「本来倒せるはずの敵の雑魚キャラに調教されている感」がやや薄く感じてしまったこと。これはきっと、敗北する前の描写が少なかったことが原因なのかなと思いました。
とはいえ、そのおかげでテンポが良くなっているとも取れるので、ここは好みの問題な気もしますが。
また、調教するにあたり比較的ハードな描写が多いサークルさんですが、本作は暴力表現らしい表現はほんの一部のソフトなもので、スカトロのような人を選ぶ性癖も特に見受けられなかったため、価格も含めこのサークルさんの作品を初めて購入される方にオススメできると思います。

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