舉報鑒賞

無表情な少女と中年のおっさんの援助交際ものです。
作品の説明にもありますが、少女は学校で過去に壮絶ないじめに加え、
家庭でも肉親からの強烈な存在否定と、今まさに人生のどん底にいるような状態です。
そんな可哀想で、幸が薄そうで、尚且つ身体はエロい娘がヒロインの物語です。
彼女の存在を肯定してくれたのは、彼女の身体を金で買った援交相手だけというのが、少しもの悲しく、切ないです。
しかしそんな薄幸少女が性欲に塗れたおっさんの精液で汚れていく様子は、
不幸属性や援助交際モノが大好物な私には非常に興奮を与えてくれました。最高です。

以上のように、この作品自体のシリアスに加えて、彼女自身にとっては幸福でも、
周囲から見れば決してハッピーエンドとは言えない後味の悪い結末が待っています。
俗にいう、メリーバットエンド系の作品ではなかろうかと思われます。
よってシリアスな援助交際物そして比較的バットエンドな作品が好きな方にお勧めできる作品だと思います。