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「WE ARE BANDITS!! ウィーアーバンディッツ ~恥辱に手折られし戦場の花~」 へのレビュー

オススメ! 「絶対に満足がゆく作品」と自信を持って勧められる一大傑作。

2017年04月13日   色月 さん

このレビューは参考になった x 11人

エロ1シーンごとの文章量が相当数あるにもかかわらず、全シーン飽きることなく最後まで夢中になれる。その源泉は卓越した文章力にある。実際に気に入った点を挙げてみる。

山賊たちや見物クズ市民たちの罵りは煩すぎず、程よい煽りとなっている。ヒロインたちの内面の羞恥もひしひしと伝わり、心が堕ちてゆく様が生々しく理解される。

合わせてスチル絵の差分活用が適切だ。例えば局部が注目されているときには、画面いっぱいにそこがアップされ、場の臨場感を盛り上げてくれる。

またサークル様の過去作を見てみると、敗北凌辱と催眠シチュの作品のベテランであることが分かる。今までの積み上げてきたものすべてを注ぎ込んで作られたエロであるため、どのシーンも傑作なのである。

このテキスト力は会話パートでも発揮されている。今作では前作ヒロインが全員登場しており、彼女たち同士の交流もある。ちょっとしたおしゃべりは勿論、自分とは違うタイプに触れて影響し合うのは、キャラの成長を感じ取れ、エロだけではない楽しさを味わえる。
新ヒロイン・男キャラ・敵も魅力的であり、特に序盤からの3人組は終盤ではゲーム的以外にも頼もしくなり、この成長はおかしらとともに嬉しくなる。
エロ以外のストーリー部分もないがしろにせず、しっかりと描写しているのも本作の強みである。

まだまだ本作について語り足りないが、最後に一点。
筆者はSRPG初心者故、長らくこのジャンルに敬遠しがちではあったが、本作には一瞬で虜にされた。食わず嫌いでさえ魅了するほどにゲームバランスがよく、万人向けとしての面白さが完成されている。

同じように、不慣れなジャンルだから、長編だからとためらっているならば、迷わずに体験版をプレイしてみることをお勧めする。間違いなくその日のうちに製品版を購入したくなるだろう。

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