舉報鑒賞

タイトルから察せられるとおり、ほぼ全編コミカルな雰囲気の作品である。ヒロインもそのパートナーとなる筋もんがともに魅力的で、この二人は皆好きになるだろう。

覗きという形でシーンが展開されるが、背徳的な淫靡さというより、いたずらめいた描写で、ヒロインの性格も相まってこちらもエロスと笑いがいい具合に混ざっている。

コミカルな作りとはいっても、売春小屋ではがっつり濃厚な作り込みであり、その点は安心してよい。
ドロドロに蕩ける表情といい、下品な台詞といい、恥も外聞もなく乱れる女の娘モンスターは十分扇情的だ。

くわえて、それらを盛り上げる演出として、スチルのズームやアウトなども適宜取り込まれており、差分とボイス以外にも臨場的な効果を高めている。
こういった趣向を凝らした作品は貴重なので、広くプレイされてほしいものである。