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「アリアと地下ダンジョン」 へのレビュー

エルフメイドの掌編。

2018年02月01日   色月 さん

このレビューは参考になった x 4人

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本作は立絵エロが中心の簡単ARPGであるため、お手頃サイズな出来となっている。不運から地下の暗黒街に堕ちてきたヒロインが脱出を図る、が主な目的であるが、立絵エロもいわゆる「街中モノ」が揃っている。酒場、温泉、クラブ…といった単語・場所にピンときたら是非プレイしてみよう。

またダンジョン内での雑魚に・ボスに捕まるとあれよあれよとエロ攻撃されてしまう部分はよくできている。服装差分とHP低下時の余裕のない泣き顔もそそるもので、ピンチに陥るヒロイン好きな方には気に入ると思われる。
一方で、壁際に追い詰められたり、囲まれたりすると、文字通り手も足も出なくなる。フロアが狭いのでうっかりすると逆転の目がなくなるだろう。本作は短編故、クリアが楽でエロにも役立っているため、この点は特に欠点とも思われないが、長編作品で頻発するのは避けたい。このあたりのバトルデザインの見直しを次回作、検討を願いたい。

全体的にやりたいことを形にしてみた実験的な作品といった印象を受けたが、値段相応のエロさ・可愛さがある。改善点・要望はあっても不満はなく、素直に好感のもてるショートショートなので、本作の経験を活かした次回作に期待するものである。

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