舉報鑒賞

様々な原作ありヒロインが負けて奴隷になるショートストーリー集である。冒頭にあるカードゲームの説明文による各シーン概要は凝っており、効果やコスト、テキストなど本物らしく仕上げてある。本作のみの架空のものとわかっていても、コレクター心がくすぐられる作り込なのでこちらだけでも必見ものである。サークル様お馴染みの複数ヒロインのシーンも多めであり、こういうところも嬉しい。

さてエロの内容であるが、基本的には敗残者の奴隷プレイである。散々に犯され、遊び道具扱いであり、モンスターや悪人たちもヒト扱いを一切しない。

魔術などの気高き意志でもどうしようもない手段で乱れさせたり、蟹股や四つん這いなどでとんでもない恥さらしなポーズを強いたりと、完全敗北や屈辱を煽る格好が選ばれており、「奴隷」の印象を補完している。

また目に見える形での演出にも余念がなく、首元につながる鎖、屹立した乳首へのピアス、全身を覆う精液に隠しようもない孕み腹と、「絶対的な絶望」も描き切っており、ショートストーリー集ながらも濃密な内容となっている。