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「キャプテン・グロリア~輪姦窮地の女海賊!逃れられない淫辱航海~」 的鑒賞
2018年06月24日 色月 先生/女士
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評論選擇的類別:
エロは強いヒロインを徹底的に堕とす作品であり、基本的には抵抗→屈服or堕ちとなっている。しかし描かれるシチュエーションはアブノーマルかつマニアックとなっており、変態的な内容を好む方は一層ハマるだろう。 なお、本作はCG集であるが、ストーリーの途中で選択肢が表示され、どちらかをクリックしたかでENDが分岐する。そのため、実質ADVといった作品である点も魅力としてここに挙げる。 さて先述の通り、一貫して「折れぬヒロインを如何にして屈服させるか」という演出が全編に施されており、最初と各ルートBADENDのギャップがおいしい。 傾向としては、どこまでも抵抗し、幕間では圧倒的な力を見せつける。心身ともに強い印象を与え、実際かなり粘る。だからこそ、堕ち行く姿は必見だ。 「敗北」「屈服」「絶望」などを象徴するかのように、スチル絵もテキスト台詞も淫乱そのものとなってゆく。意味もなくフェティッシュな衣装(複数種あり)を着せられたり、落書きやベトベトの精液塗れになったり、聞くに堪えない言葉を叫ぶなどと、あの気高さがここまで汚くなるのかと思わせるほど、落差を強調する。 また、敵とヒロインとの対決が読み物としても面白い。敵が奸計を捻って打って出るのに対し、ヒロイン側も機転を利かせて窮地を切り抜ける。これにより、有利不利の関係が目まぐるしく変わり、エロメインとしつつも、反乱/反逆のメインストーリーの行く末が気になる好い展開作りも評価できる。
(* 為必填項目)