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「Divirtual!」 的鑒賞
2018年09月13日 色月 先生/女士
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今回も全てくすぐりからの失禁で構成されているが、Wヒロインを据えてのボリュームアップした内容となっている。 やられることは共通だが、その責め方は各敵らしい個性的なものであり、工夫が楽しい。触手などで縛るものもいれば、力押しで掴みかかってくるもの、特殊技で惑わすものなど、発想の豊かさが素晴らしい。 また一度拘束されてそのまま抵抗に失敗すると、くすぐりがレベルアップし、さらなる苛烈さがヒロインを責め立てる。この失敗の連鎖が徐々に状況が悪化してゆく戦闘システムは、ヒロインピンチの醍醐味と共鳴し、エロスを倍増させている。 春花と柚葉の性格付けと弱点の設定も貢献している。春花のまっすぐな気質、柚葉のクールキャラらしい冷静さ、これらがくすぐりで無惨に崩れ去る。特に弱点である部位を責められるとキャンキャン笑い喚く様は可愛く、反応の違いが出て各々のヒロインの差別化ができている。あの元気な娘が、あの凛々しい娘が、「絶対に負けない」と啖呵を切った敵相手に無様を晒す落差は必見だ。 顕著な例が各敗北イベントである。勿論これらでもくすぐりしかしないが、逃げ場のない凌辱味が強く、どうあがいても笑い狂うしかない絶望感に堕とされたヒロイン二人に捗る。シーン前やその最中にある、二人が本当にお互いを大事に思っている奮闘も良い味つけとなっているのも高評価である。 ゲーム部分もちょうど良い難易度であり、戦闘中エロの調整もキャラ成長に必要なスキルポイント集めも容易である。クリア後のやりこみ要素も用意されており、回想部屋での再戦闘もできる親切ぶりだ。 春花と柚葉の凸凹コンビっぷりは面白く、街中での春花の言動に柚葉が突っ込むやり取りが可愛らしい。各町でのサブヒロインとの交流がもっと欲しくなる程どのキャラも好感がもて、大変満足度とお薦め度の高い作品である。
(* 為必填項目)