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質・量ともにぬきんでており、様々な敗北ストーリーが楽しめる。キャラクターもヴァリエーションが多く、ロリッ娘ヴァンパイア、金髪碧眼エルフ、黒髪ぱっつんメイドなどなど、よくぞここまで幅広く描けたものだと感心する。基本絵一枚に複数人いるものが半数以上あるのもグッド。

カードテキスト部分もあり得そうな雰囲気が良く出ており、また幾枚かは前作と関連したスペル(カード効果)が記述されており、前作購入者にとってはファンサービスが嬉しい。勿論、前作未購入でも独立したストーリー集故に問題はないが、せっかくなので過去作の購入も勧めてみる。

竿役は下衆な男やオーク、ゴブリンなど、強きヒロインを挫くお馴染みのメンバーがそろっており、穢される演出の基本を押さえている。催眠・洗脳もしくはガチガチに拘束された状態での休まずの凌辱により、ヒロインたちは堕ちてゆく。
「奴隷堕ち」「完全敗北」がアピールとなっているので、その台詞も大いに乱れながらの浅ましい内容だ。特に「ごしゅじんさま」とねだる描写や、憎き敵に「今までの無礼を償いたいです」と懇願する様はぞくぞくとし、個人的一押しである。

おまけの未使用差分やピアスの淫靡さも小道具として優秀であり、作りこまれた本作を是非ご賞味いただきたい。